エクストリームスポーツ

エクストリームスポーツとは「エクストリーム」つまり、過激なスポーツのことを言います。
どう過激かと言うと速さや高さ、危険度において一般的なスポーツ競技とは
比較にならないような高度なテクニックや、度胸が試されるというスタイルを持ちます。

もっとも、単に過激で危ないというのではなく、
実際にやっている人にとってはスリリングだけれど大変面白い、
見ている人にとってもスリリングだけれど華麗で美しく魅力的といった要素も兼ね備えたものです。
エクストリームスポーツはこうした危険だけど魅力的なスポーツの総称で、
ジャンルは様々なものがあるといえるでしょう。

たとえば、イメージしやすいメジャーなところでは、ロッククライミング、フリースタイルスキー、
マウンテンバイク、最近ブームとなっているBMXなども当てはまるかもしれません。

べスジャンピングとは

ベースジャンピングもエクストリームスポーツの1つです。
日本ではまだあまり馴染がありませんが、1900年代初頭にアメリカで発祥したスポーツになります。
断崖絶壁などの高い場所や地上にある建造物などから、パラシュートで滑り降りて降下するというものです。
日本では馴染みが薄いというよりは、適した場所を見つけるのも難しく、
法令などの規制もかかるので体験するのは難しいかもしれません。

もし、体験したいなら本場アメリカ等に行ってみるのがいいでしょう。
もちろん、危険が伴いますから生半可な気持ちではチャレンジできません。
十分なトレーニングを積み、注意点などもしっかり理解する必要があります。

ベースジャンピングにはガイドラインが備えられており、スポーツそのものへの理解はもちろん、
ジャンプする場所やチャレンジする人、そしてそれを見守る人やその場所周辺に
偶然居合わせる人など全ての人を敬わなければならないという倫理的なポリシーがあります。

たとえば、高い山の崖からチャレンジする場合、
場合によっては登山客の横を猛スピードですり抜けることもあり得るのです。
登山客に危険が及ばないよう十分に配慮し、お互いが気持ちよく楽しむことができなければいけません。
このベースジャンピングは元々はスカイダイビングから派生したスポーツと言われています。

もっとも、飛行機を使い上空の高いところから飛び降りるスカイダイビングと異なり、
崖や建造物という着地点までの距離が低いところから飛び降りるのですから危険度でいえば、
ベースジャンピングが大きく上回ります。

人は危険なものや未知の体験を好む性質があるため、
こうした挑戦はこれからも数々産まれていくことでしょう。