川下り

ここ数年、人気が急増しているスポーツがあります。
それが、ラフティングです。

簡単に紹介すると、川下りをゴムボートで行うと言う結構単純なスポーツなのですが、
その川にはいろいろな変化もあり、その対応などを楽しむスポーツでもあります。

このラフティング、古くはアメリカのコロラド川で軍隊が川下りを行ったことが発祥と言われています。
この頃はゴムボートなどはなく、木製のボートでラフティングを行っていたと言うのですから、
急激な流れの時とか、段差が起きるような場所での操作は相当に大変だったのではないでしょうか。
そして現在のようなゴムボートによるラフティングを確立したと言われるのが、第二次大戦後のことでした。
自然が綺麗な国とか自然が雄大でそこを流れる激流などをボートで下ることで注目を浴びるラフティングは、
世界各国で人気になりつつあるのでしょう。

現在では、日本の各地でも行われるスポーツとなりましたが、1980年代から少しずつ人気が出て来ました。
またこんな例もあり、それは北海道、ニセコはスキーで有名なところですが、この地のラフティングを
推し進めたのは、なんとオーストラリアの人だったのです。
清流・尻別川でのラフティングの面白さは、もう一度乗ってみたいと言う希望者が
ほとんどと言われるくらい、楽しみを教えてくれるもので有名になっています。
スキー同様、オーストラリアの人がこの地で、いろいろなことを展開してくれたことで、
ますます人気の観光地にもなっているのです。

安全に楽しめる

このスポーツの良さのひとつには、スリルを味わうことも出来るけれど、
そこには安全が確保されていることにあります。

ライフジャケットの装着から、わざと川に落とす遊びまで、
全てを心得たガイドさんがついていることが、安全・安心をもたらしてくれるのです。

また現地まで装備を用意する必要がないと言う気楽さも、人気の秘訣でしょう。
現地ですべて借りることが出来るのですから、自前のものは濡れても良いスニーカーと
タオルを持って行くくらいです。

また靴も忘れた時は、貸し出しもありますので、忘れ物の多いうっかりさんでも心配無用ですよ。
家族皆で楽しむのも良し、グループ旅行で行かれるもOK、またカップルでのラフティング参加も
良いのではないでしょうか。

激流を下るばかりでなく、穏やかな水面を下るラフティングも人気になっており、
気軽に楽しめるスポーツとしてこれからも人気を博して行くのでしょう。