引力への挑戦

地球引力への挑戦、そう呼ばれているのがバンジージャンプです。
エクストリームスポーツの、まさに代表格と言われている、有名な過激スポーツです。

日本でもバンジージャンプが出来る場所は幾つかありますが、私達が持つバンジージャンプのイメージは、海外の静かな湖もしくは川のそばではないでしょうか。
雄大な自然の中にいると、人は驚くような行動に出たいと思うようです。
バンジージャンプを実際にやった人が言う感想の一つには、あれほどまでにアドレナリンが出た事は、未だかつてなかったと言う事です。
アドレナリンが最高度に達して分泌され、極度の興奮状態に陥ります。
そうなると人間は、身体の各器官がマヒ状態を起こして、興奮状態が一瞬にして運動機能を高めるようです。
そのため多くの若い人が、このバンジージャンプに挑戦しています。
恐怖と隣り合わせのこの過激なスポーツに、自分がどこまで耐えられるか、自分の極限までの限界を試したいという若者が、このスポーツに多く参戦しています。

それは一瞬、若い人ならではの勇気試し、のようなものだと思っていましたが、中にはこのバンジージャンプを、れっきとしたスポーツと位置付けている人も少なくはありません。
実際に、バンジージャンプを跳んでいる姿を、何度かテレビで見た事がありますが、やっている人より、見ている人の方が異常に感情移入し過ぎていて、その場で発狂しそうになりました。
バンジージャンプを実際にやったことのない人間までもが、見ているだけでその恐ろしさを理解できるので、やる本人は相当な気持ちだろうと、毎回察しています。
だからこそ、初めてバンジージャンプを飛ぶ人は、それ相当の恐怖感を持っているのだと思いました。

なぜかハマってしまうエクストリームスポーツ

エクストリームスポーツと呼ばれている物は、世の中には沢山あります。
バンジージャンプの他にも、マウンテンバイクやスカイダイビング、それにロッククライミングもあります。
一度ハマると、もうやらずにはいられなくなるスポーツ、それがエクストリームスポーツです。

私の周りにも、エクストリームスポーツの代表格、バンジージャンプにハマっている女友達が何人かいます。
そのうちの一人は、結婚して小さい子供も二人いますが、たまに思い切ってバンジージャンプを楽しむそうです。
彼女いわく、飛ぶ前と飛ぶ直前、それに飛んでいる最中と終わりに、それぞれ拭き出るようなアドレナリンが、脳内からたくさん出るそうです。
この時に得たこの感覚は、彼女の場合その後どんなスポーツをやっても、体験できない感覚なので、だからこそ余計にハマるスポーツなのだそうです。

このバンジージャンプの起源は、とある南太平洋の島にあって、本来は島の成人式の儀式の一環として、これを行っていたようです。
若い人なら、怖いの半分と面白いのが半分になって、積極的に挑戦している人が、けっこう多いのに気付きます。
バンジージャンプをして、気分がスカッとするというツワモノもいます。

安全に十分気を付けて、楽しいスポーツを満喫して下さい。