山本華歩選手の人物像

山本華歩選手は、国内を代表する女性パルクール選手です。
パルクールとはエクストリームスポーツの一種で、跳ぶ・走る・登るといった移動動作で心身を鍛えるスポーツです。
街や自然の中を自身の身体だけを使って颯爽と駆け抜けるため、壁や地形を活かしたダイナミックな動きや疾走感を味わえるようになっており、観客としても大きな迫力を得られます。

山本華歩選手はこのパルクールというエクストリームスポーツで、制限時間内に技の熟練度や流動性をなどを競う「フリースタイル」の部門で世界2位に輝いた実績を持っています。
自身のSNSでは練習動画を頻繁にアップロードしており、そのレベルの高さには驚かされます。

SNSでの人気だけではなく、パルクールが最近メディアでも取り上げられるようになったことでご本人のメディア出演の機会も増えてきており、知名度は上がり続けています。
思い切り身体を動かしてみたい、パルクールを通して運動の楽しさを味わってみたいと考えている方は、都内にある山本選手のパルクール教室に参加してみるとよいでしょう。

経歴は?

山本華歩選手は、愛知県名古屋市出身の選手です。
大学1年生の終わりにダイエットがきっかけでパルクールと出会ってからはパルクールにのめり込み、大学卒業5年後にはパルクールインストラクターの資格を取得して本格的にパルクールの道へ進みました。

パルクールコーチの資格としては、日本人女性で初めての国際資格である「ADAPT Level 1」を取得しており、その技術力の高さがよく分かります。
都内を中心に全国各地でパルクールコーチとして活躍しており、パルクールに興味がある女性達に向けて数々のコースを開講しています。

主な大会の成績

山本華歩選手は、2011年にRedBullが主催の「RedBull Art of motion 2011 yokoham」という横浜で開催された大会へ出場して以降次々と大会に出続けて、2018年6月にはシンガポールで開かれたアジア大会「Asian Parkour Championships」のフリースタイル部門で優勝を飾るまで実力を付けました。
その後、2022年10月14日~16日に東京のアーバンスポーツパークで開催された「第1回FIGパルクール世界選手権」では、フリースタイル部門で準優勝の快挙を成し遂げました。

パルクールは、2028年のロサンゼルスオリンピックで種目入りを目指している新競技でもあり、今後はさらに注目が集まり競技人口も増えるスポーツであると期待されています。
エクストリームスポーツの醍醐味を詰め込んだスポーツとして山本選手ら日本人が活躍することで、今後の国内のパルクール業界も非常に明るいものとなっていくことが約束されています。