アグレッシブインラインスケートの靴

アグレッシブインラインスケートの特徴は履いている靴なのですが、ローラースケートは車と同じように、前に2つ、後ろに2つ車輪が付いています。
アイススケートは氷の上を滑るように作られているので、靴の真ん中に刃のような物が取り付けられています。
それに対してアグレッシブインラインスケートの靴というのは、真ん中に4つ車輪が取り付けられている靴なのです。

アイススケートのような配置になっていて、車輪が縦に4つ並んでいるというのが特徴なので、当然ローラースケートよりも滑るのが難しくなっています。
ただし、車輪が縦に付いているため、ある程度細い場所でも滑ることができるので、いろいろなパフォーマンスをするには適しているのです。
実際にアグレッシブインラインスケートのコンテストなども開かれていて、日本人も参加しています。

靴にはいろいろなパーツがある

アグレッシブインラインスケートの靴にはいろいろなパーツがあります。
主なパーツは6つになっているのですが、1つ目はくるぶしを保護するために取り付けられているカフと呼ばれているパーツです。
2つ目は靴の外装部分のことで、シェルと呼ばれています。

3つ目は足を保護するために取り付けられている柔らかい部分のことなのですが、この部分をインナーと言います。
4つ目は足の裏に取り付けられている硬化プラスチックなのですが、このパーツをソールプレートと呼んでいます。
5つ目はフレームと呼ばれている部分なのですが、ウィールを装着するためのプラスチック部品のことを指します。

ウィールというのが6つ目のパーツなのですが、ポリウレタンで作られている車輪のことなのです。
このようにアグレッシブインラインスケートには数多くの部品が取り付けられているのですが、部品は交換することも可能なので、カスタマイズする人もいます。

アグレッシブインラインスケートの基礎練習

どのようなスポーツであっても、初めて行うときには基礎から練習しないといけません。
では、アグレッシブインラインスケートの基礎練習はどのようにして行うのでしょうか。
もちろん指導者によって多少方法が違うため、このような基礎練習もあるという感じでとらえていただきたいと思います。

まずはアグレッシブインラインスケートの靴を履いて立ち上がることから始めますが、最初は何かにつかまって立ち上がった方がよいでしょう。
立ち上がったら猫背にならないような姿勢ができるように練習し、そこから徐々に滑って経験を積んでいきます。
滑るときには前を見るようにして、足元を見ないように心がけましょう。

最初は無理に滑らず、歩くことから始めると上達が早くなります。
転ばずにゆっくりでも滑れるようになったら、今度は止まる練習をしましょう。
ここまでできれば、後は回数を重ねていくだけです。