アメリカ生まれの競技

BMX競技はホイールが20インチの競技用の自転車を使用したレースです。
元々はアメリカの子供たちがモトクロスの真似をしてクルーザーバイクを使用して競争したことからはじまり、その後は世界に広がっていったのです。
さらに正式なレースなども開催されるまでになりました。

また、2008年には夏季五輪において種目採用され、その認知度が高まったものです。
競技内容自体は基本的には二つに分かれています。
ひとつがフリースタイルと呼ばれるものでBMXに乗りながら様々な技を決めるなどパフォーマンスを披露する形のものです。

もうひとつがレース形式のもので複数台が競争を繰り広げます。

強度の高い自転車

この自転車は競技用ということからとてつもない強度を持っており、あらゆる自転車の中でもマウンテンバイクと並んで強い耐久性を持っているとも言われています。
この車体の場合には完成した車体に乗っている人よりも自分でパーツを組んでいるケースが多いようです。
そのために自分の体に合った車両を作り出すことができる上に、技を繰り出す際などに最大限のパフォーマンスを引き出すことができるようになっているのです。
そうしたことから本気でレースやパフォーマンスに挑みたいと考えている人こそが向き合うスポーツとも言えます。

また、パーツの消耗が激しいこともあり、そのあたりも承知した上ではじめておかないと長続きしないスポーツとも言えます。
完成車に乗って楽しむという形も悪くはないのですが、それはあくまでも最初の段階の話であってできることなら少しずつ自らの手で作り出していくことがベストと言えるのではないでしょうか。

日本でも普及中

オリンピックの競技にもなっているとあって日本国内においてもこの分野において才能を発揮させている人は数多く存在しています。
そのため、人口は国内においてもかなり増えてきていると言えるのではないでしょうか。

また、このスポーツの内容はその特性上、公園などでおこなうとなれば危険となりますので禁止になっているエリアが多いのです。
しかし、その代わりに専用のトラックなどが設けられていますし、このような場所は全国にありますので、このようなトラックを活用してみてはいかがでしょうか。
間違っても禁止エリアにおいてチャレンジすることは避けておきましょう。

全国各地に存在しており、その数も徐々に増えてきていますので、こうしたトラックを有効活用しながら、自分自身の腕を磨いていくようにしてください。
都市圏だけでなく地方にもトラックがあるため、自分のアクセスしやすい圏内で探すのもよいでしょう。
会場によっては、定期・不定期問わず大会が開催されることもあるため、腕試しで参加するのも良いでしょう。