意外と身近なエクストリームスポーツ

近年、アメリカを中心にして盛り上がっているスポーツがあります。
それはエクストリームスポーツになります。
といっても、まだまだ日本では普及していないため知らない人も多いです。
このスポーツは過激(extreme)の要素を持っているスポーツのことです。
極限までスピードを出したり、高さを求めたり、さらには危険や華麗さなどを追求しています。
よくアメリカで自動車が大ジャンプするシーンが放送されますが、それがエクストリームスポーツです。
まだ日本には馴染みが薄いものの、実は多くの人々は観戦しています。

それはソチオリンピックで日本も大活躍したスノーボードのハーフパイプです。
これもエクストリームスポーツの一つなのです。
略してXスポーツとも呼ばれており、日本ではこちらの呼び方が馴染みがあります。

キャノピーパイロッティング

また最近ではキャノピーパイロティングと呼ばれるエクストリームスポーツが日本でも見られるようになってきました。
これはスカイダイビングの一種であり、スカイダイビングをして地上をギリギリで水平移動していくスポーツです。
低空飛行でさらにスピードが速いため、見ている人はドキドキハラハラの緊張感を味わうことができます。

競技としても成立しており、スピードや飛行距離、さらには着地ポイントの正確さなどを競うのです。
ただ日本で見られるキャノピーパイロティングは競技ではなく映像です。
しかも、スカイダイビングしている人が撮影した映像に人気が高まっています。
というのも、とあるカメラマンがキャノピーパイロティングしながらその映像をカメラに収めたところ非常に臨場感のある映像が撮れたため、テレビやインターネットなどで広く放映されるようになったのです。

たとえば、海原や海岸線を低空飛行しながら撮影したものは、その映像を見るとまるで鳥になったかのように思うほどの躍動感に満ちているのです。
それは普通に撮影していては決して撮ることのできない映像でもあります。
その映像とともにキャノピーパイロティングが注目されたわけです。

このようにエクストリームスポーツの一種であるキャノピーパイロティングは高速の低空飛行が可能であるため、他のスポーツでは感じることの出来ない興奮を得ることができます。
ただ、低空飛行をするため、日本ではこのスポーツができるところが限られています。
木々や電線などがない高原や海岸線など、数えるほどですが日本で体験できるところがあるのです。