エンジンユニットを背負ったパラグライダー

現在ではいろいろなスポーツが存在しており、中には全く聞いたことがないようなスポーツもあります。
空から飛び降りるスポーツも現在では数が増えているのですが、その中にはパラモーターと呼ばれているスポーツもあるのです。
全く聞いたことがないという人もいるでしょうが、パラモーターというのは、簡単に言えばパラグライダーのことなのです。

ただし、一般的なパラグライダーとは異なる点も存在してるのですが、どこが異なっているのかというと、一般的なパラグライダーは、高い場所から助走をつけて空を滑空するスポーツです。
それに対してパラモーターの場合には、ハーネスと呼ばれているいわゆるグライダーを操作する部分に、エンジンユニットを取り付けて行うスポーツのことなのです。
エンジンユニットを搭載しているので、当然一般的なパラグライダーよりも高く飛ぶことが可能ですし、滑空時間も長くなります。

技能証を得てから楽しもう

パラモーターは空を滑空するスポーツですし、エンジンユニットを搭載していることから、かなりの高さを飛ぶことができます。
高く飛べるということは、その分危険だということを意味しているのですが、パワーモーターを利用するためには、特に免許が必要になるというわけではありません。
もちろん現時点ではということなので、もし今後事故が発生するようなことがあれば、免許がなければ利用できなくなる可能性はあります。

危険が伴うスポーツでもあるので、現在では日本ハング・パラグライディング連盟や日本パラモーター協会などで講習を実施しています。
初心者の人はまず日本ハング・パラグライディング連盟や日本パラモーター協会が開催している講習に参加して、十分練習を積んでから楽しむようにしましょう。
ちなみに日本ハング・パラグライディング連盟や日本パラモーター協会の講習を受けて技術を身につけると、技能証を発行してもらえるので、技能証を発行してもらってから独自で楽しむべきです。

大会も行われている

パラモーターはただ楽しむというだけではなく、本格的な大会も行われているのです。
自分の力量を試してみたい、どれだけ距離が出せるのか挑戦してみたいという人は、大会に参加してみるのもよいでしょう。
現在日本には、日本パラモーター協会という団体が存在しています。

この団体が大会を主催しているのですが、参加方法や大会要項も日本パラモーター協会のホームページに詳しく記載されています。
興味があって技術や経験も十分あるという人は、1度ホームページを見てみてはいかがでしょうか。
他にも日本パラモーター協会のホームページには、パラモーターに関するいろいろな情報が記載されているので、初心者の人でも閲覧しておくことをおすすめします。