水中ホッケーとは?

水中ホッケーは、その名のとおり水中で行うホッケーのことであり、プールの底面をフィールドとして、黒チームと白チームに分かれて競います。
ホッケーとルールは違いなく、相手ゴールにパックを入れれば点数となり、スティックを使用してパックを運びます。

水中で行うので、プレイするときはシュノーケルや足ヒレにグローブなどは必須です。
特に足ヒレがないとスムーズに水中を進めなくなりますので、プレイでは不利となります。
試合は3対3や6対6で行われ、試合は前半と後半でそれぞれ10~15分で競います。

水中ホッケーは通常のホッケーと違い、水中を動くので通常のホッケーよりも負担が少なくプレイできます。
ただし水中なので声を出して戦略を伝えたりすることは出来ませんので、以心伝心で伝えてプレイし、それもまた面白いです。
サッカーやバスケットボールが苦手のような人でも、泳ぐのが得意ならとても向いています。
普通に水中を歩くのと違い、足ヒレで泳ぐので、思ったよりも早く水中を移動できます。

水中ホッケーを行うには、スティックとパックに、プレイできるプールさせあれば出来るので、近くの市民プールなどどこででもプレイ可能です。
ただし水の中でホッケーをするのは、普通のホッケーと勝手が違うのでやはり練習は必要でしょう。

ルールなど

すでに国際ルールが出来ており、国際ルールと国内ルールでは違いがあります。
国際ルールでは1チーム10名ですが、国内ルールだと1チーム6名です。
国内ルールの方が人数が少ないのは、実はまだ国内だと知名度が低く10名人数を揃えるのが難しいからです。
有名になれば国内ルールも国際ルールと同じになるかもしれません。

使用する道具はスティックやパック等ですが、これはホッケー用の道具としてではなく、水中ホッケー用としての道具があります。
日本では売られていないので、道具を用意するなら海外から取り寄せることとなります。
アメリカやイギリスには、水中ホッケー用の道具の販売サイトがあります。

ゲームを開始するときは、パックを中央に置き、チームはそれぞれフィールドの端の壁につかまった状態から始めます。
そして合図でスタートです。
ゴールにパックが入ると、次のゲームが30秒後から始まりますので、スタートまでに選手全員は壁に戻り合図を待ちます。
これの繰り返しでゲームが進みます。

ホッケーと同じく、相手選手を引っ張る・叩く・進路妨害をするなどはファールとなり、相手チームの攻撃となります。
また審判の合図前にスタートする、素手でパックを拾う、故意にパックをぶつける、スティックを持たずにプレイすることもファールです。
パックを隠して進むのもファールをとられます。